糖尿病と肥満との関係

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糖尿病は、血液の中に含まれる糖の濃度が高い状態が続く病気です。

血中の糖の濃度がある程度高くなると、
ブドウ糖が尿の中に漏れてくることがあります。

そのために、糖尿病と呼ばれています。

ではどうして、血液中の糖の濃度が高くなるのかということですが、
私たちが毎日摂取している、食べ物、飲み物は、消化酵素によって
ほとんどがブドウ糖になります。

ブドウ糖は、腸から吸収されて血液中に入ります。

肝臓から、蓄えられているエネルギー源の一部も
ブドウ糖として血液中に放出されます。

ブドウ糖は、体を動かすエネルギー源になるものです。

血液の流れに乗って、体の細胞に運ばれ、
筋肉や臓器で使われます。

血液中にブドウ糖がどれくらいあるかを示すのが血糖値です。

膵臓(すいぞう)の中の、ランゲルハンス島という細胞の集合体から、
インシュリンというホルモンが分泌され、血糖値を管理しています。

インシュリンの分泌が悪くなると、血液中の糖の濃度が高くなる、
つまり血糖値が高くなります。

糖尿病は、このインスリンが不足、
またうまく作用していない状態です。

遺伝的なものもありますが、最近「肥満」になると、
インスリンが低下し、2型糖尿病にかかりやすくなります。

中年以降に発症しやすいのは、
この肥満と密接な関係があります。

肥満が糖尿病の原因になります。

糖尿病の人がみんな肥満であるかといえばそうではありません。

ただ、肥満の人は、圧倒的に糖尿病になりやすいといえます。

・喉がかわく
・トイレが近い
・尿のにおいが気になる
・足がつる
・疲れやすい
・傷が治りにくい

上記のような症状以外に、食べても痩せる人があります。

では肥満とは、どういう人をいうのか、
次の値をだして心得ておきましょう。

肥満と判定するのに、BMIという値をだします。

BMI=体重(kg)÷身長(m)の2乗
BMIが25以上であれば、「肥満」であると言えます。

肥満にも、皮下脂肪と内臓脂肪の2種類あります。

皮下脂肪は、まず問題はありません。

内臓脂肪型肥満が糖尿病を生む可能性が非常に高いです。

一見太っていなくても、運動をせずに筋肉がおちている人は、
「かくれ肥満」の可能性が高いですので
同じく糖尿病にかかりやすいといえます。

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